冒険七日目
一日すっ飛ばしてしまったけと気にしない。
さて、時計に爆弾の宝箱まで思い出しておきながら、肝心の使う場所をすっかりド忘れしており、地下五階の「このあたりの壁は最近作られたようだ」みたいなメッセージが出るマスで宝箱のSPを解放し無駄なダメージを貰った上に、また地下四階で箱を買わにゃならんという外伝Ⅰあるある(?)をかまし、目が点になる。
あーれー?どうすんだっけ??
幸運にも地下五階の帰路で地下六階の中央部に降りる階段を見つけ、爆弾を使うポイントも発見。
さくっと四階で箱を買い直し、発破完了。
六階の正規ルートへ降りる階段を塞ぐ壁を撤去し、遂に表の終盤へ……。
とは言え地下六階は上はトモエやアークウィザード、下も奥女中やマスターシーフなど人間系モンスターの猛攻が非常に厄介なエリアであり、ティルトウェイトか無いうちは楽に経験値を稼げるような楽園では決してないので、予定通りの安全策で進めていく。
そして全員レベル12に。
魔法使いは13になるまで12万ほど経験値を稼がねばならないが、このペースなら多くても四回潜れば届くと思う。
装備もまだ潤沢とは言えないけれど、ファイアーソードがドロップしたのは大きな収穫であろう。
他に支えの盾や真鍮の兜、鉄の小手、クロスボウにモーニングスター、銀の鎖帷子、緑のローブなどなど。
ますらおの鎧が全く出ないのが気になるけれど、ドロップアイテムが偏るのはウィザードリィの伝統()である為、諦める。どうせこの辺だと呪文やブレスの方が怖いので、AC1程度は誤差の範囲でしかない。
…とか言ってると旗本やマスターニンジャに首ちょんぱされるんだよね。畜生、でもこれがウィザードリィ。